今日は、
3種類のトマトが届きました。
さすが夏!って感じです。
写真奥の左側が、
普通のトマト。
奥の右側が、
そして、手前が
シチリアンルージュという名の、
イタリアントマトです。
イタリアントマトは、
よく缶詰にもなっている
サンマルツァーノが有名ですが、
シチリアンルージュなんて
かわいい名前のトマトも
あったんですね~。
すべて熟し切っている、
鮮やかな色のトマトです。
ワタシは、子どもの頃から、
お日さまをいっぱい浴びて熟した
真っ赤なトマトが好きでした。
でも母は、
青いトマトを選んで買って来て、
しかも皮をむいて食卓に
出してくれました。
母は、熟し切っていない
青めのトマトが好きだったのです。
そして青いからこそ、
りんごのように皮をむくことができたのです。
子どもの頃から食べ付けている
懐かしいお母さんの味が、
その人の食のベースになっている・・・
とも思うのですが、
すべてそうとは、
言い切れないようで。
ワタシは、母の出してくれる
皮なしの青いトマトが、
あまり好きではありませんでした。
しゃりしゃりした青いトマトは、
ワタシの中では
そういう意味で、
懐かしい母の味となっています。
ところで、
トマトをふんだんに使うイタリア料理について、
おもしろい比較論を見つけました。
イタリア料理といえば、
トマトソースをふんだんに使います。
イタリア料理に欠かせない
トマト&アンチョビ&オリーブオイル
を日本料理に欠かせないものと
比較することができるのです。
トマトはコンブ・・・
グルタミン酸が豊富です。
アンチョビは煮干し・・・
オリーブオイルは醤油・・・
あらゆる料理に使います。
あ~だからイタリア料理は、
日本人の口に合うのですね~。
納得です。
イタリアのソウルフードであるトマト。
いつか本場のイタリアで、
トマトパスタを味わってみたいです。
以前近所に住んでいた
イタリア系アメリカ人の女の子が、
リコッタチーズとほうれん草のラビオリ
とそれに絡める秘伝のトマトソースの作り方
を教えてくれるということで、
喜んで彼女のアパートに
行ったことがありました。
ラビオリの作り方は
教えてくれたのですが、
急に、トマトソースの作り方は教えられない・・・
と言われました。
「トマトソースの作り方は、
先祖代々受け継がれたものなので、
それを教えてしまったら、
おばあちゃんがお墓から
化けて出て来ちゃうから絶対だめ!
絶対教えられない!」
と強く言われ、
しぶしぶ引き下がったのを覚えています。
とっても残念でした。
でも直前までは、
教えてくれると言っていたので、
もしかしたらすでに
おばあちゃんが彼女の前に
現れたのかも???
そんなわけで
今週は、
シチリアンルージュを使った
captain秘伝?のおいしいトマトソースを、
作りたいと思っています。