身体が温まるクッキング
今日は午後から、
近隣の梅の花が綺麗な『梅の里センター』で、
小学校の家庭科部会の先生方に
クッキング講習を行いました。
本日作っていただいたちょいマク料理は・・・
ダシいらずの重ね煮野菜のおみそ汁、
ごぼうのアクをそのままうま味に変え
にんじんの甘さを生かすきんぴらごぼう。
ダシのいらない重ね煮おみそ汁に
「ダシがなくても大丈夫。甘くておいしい!」
との感想をいただきました。
きんぴらごぼうは、砂糖が入らなくても
野菜の甘みでおいしく食べられることを
実感していただくことができました。
今回それぞれの料理は、野菜を
この厚さで切ってください・・・とか
この大きさで切ってください・・・という形ではお話しせず
『 私はこの大きさ、厚さですが
グループの方の好みの大きさや厚さで
切っていただいて大丈夫です。 』
という形で説明させていただきました。
きんぴらごぼうの味付けの醤油の量についても
お好みの味をグループで相談して
決めてくださいとお話しました。
そんなわけで、同じ材料や調味料でも
それぞれ違った味の料理に仕上がりました。
その味は、今日のそのグループの方々の
身体が欲している味として
みなさんの身体に・・・そして心にも
じわじわ染みいっていったことと思います。
デモ台では、圧力鍋で玄米ごはんを炊き、
自宅で作り一晩寝かせた豆腐チーズも
試食していただきました。
そして、三年熟成させ三回冬を越した、
身体を温める作用の強い三年番茶とともに
できた料理を試食している頃には、
身体が内側からぽかぽかと、温かくなってきました。
一切れずつ包装し、
お持ち帰りもできるようにしてお渡しした、
かぼちゃのパウンドケーキ。
それぞれのお料理が、
参加してくださったみなさんのご家庭で
これからどんどん登場してくれたなら嬉しいです。