最後の夏休み!山ガールズ登場の巻
9月の某日、夫トーマスの最後の夏休み。
「わぁ~い!お出掛けだね♪」
ワタシたち一家は、
南足柄にある21世紀の森へと繰り出しました。
まだ今よりだいぶ残暑が厳しい頃でしたが
山の森の中は日陰がいっぱいで
ハニーとくっきーも一緒に
ハイキングすることができました。
ほかにはイヌもヒトもおらず
貸し切り状態な山の中。
てくてくと歩いていきます。
トーマスが先頭、
イヌたちをはさみ
ワタシは後ろを歩きました。
途中で綺麗な景色を堪能したり。
広場で休憩したり。
後ろについていたワタシは
イヌたちが山際から落ちてしまうような気がして
「危ない!!!」
と何度も声を上げながら歩いていました。
そう言いながら、
自分がずるっと滑って(笑)
そのワタシの姿を笑っていたトーマスも
ずるっと滑って(笑)
イヌたちはもちろん
滑ることなどありません。
二足歩行で頭が重い人間より
イヌたちの方が
ずっと達者だということを
思い知らされました。
おっかなびっくり
川に入ってみたりもしました。
川から出て
駐車場に戻ろうと
歩いているころ
ワタシはリュックに入っていた飴を
口に入れました。
そうすると
途端にふにゃふにゃと
身体から力が抜け
その場にしゃがみ込み
動けなくなってしまいました。
身体が急に緩んでしまったのです。
イヌたちは心配そうに
ワタシのことを覗き込んでいましたが
トーマスに呼ばれ
先に行ってしまいました。
しばらくひとりで休憩かな~
と思って座っていましたが
今度は、ふとリュックに
梅干しのタブレットが
入っていることを思い出し
それを口に入れました。
梅干しの塩気が心地よく
口の中いっぱいに広がります。
そうすると
急に元気が湧いてきて
歩ける力がみなぎってきました。
緩んだ身体が
梅干しの塩分によって引き締まったのです。
最初から飴ではなくて
梅干しのタブレットを食べればよかった・・・
と反省しながら歩き始めたら
イヌたちがワタシを心配して
戻って来てくれました。
しかも自主的に!
ありがとう。ハニー!くっきー!
あ~やっぱりワタシは守られている・・・
と強く実感した瞬間でした。
駐車場近くに戻ってからも
イヌたちの勢いは衰えず
走る走る!!!
とってもタフな2ぴきでした。
そんな2ぴきも
家に帰って来てからは・・・。
もう動けましぇん状態で爆睡。
山の中では
ハニーとくっきーに
守ってもらったけれど
家に帰ってからは
ワタシたちが守ってあげるからね!
また一緒に山に!森に!行こうね。
山ガールさんたち ♪
こうして、captain一家の最後の夏休みは
過ぎてゆきました☆