Captain's ちょいマクLife with DOG

チワックスハニー&Mダックスくっきーとの八ヶ岳西麓・丸太ハウスでの暮らし

命の尊さを想う

 

子どものころに

父を病気で亡くしているワタシ。

それ以来それ以上の

ショッキングな体験をした覚えは

一度もなく。

もし父が旅立つのが

もう少し遅い時期で。

オトナになっていた頃だったら

また違ったとらえ方が

できていたかもと

おもったりしています。

ワタシと弟を育てることで

精一杯だった母は

弟が犬を飼いたい!と言っても

聞く耳を持ちませんでした。

いや・・・持てませんでした。

それは全く正解で。

ワタシは・・・

わたしたちは・・・

父が小屋を用意してくれた

じゅうしまつファミリーでさえ

ちゃんと見てあげることが

できずじまいでした。

知り合ったころ

トーマスとの会話で

亡き父のことが話に出ると

「飼っていた犬を

亡くしたことがあるから

気持ちはよくわかる。」

みたいなことを言われ。

『犬とヒトの死を

いっしょにしないで欲しい。』

と憤慨し同時にとても

悲しい気持ちになったのを

覚えています。

犬を飼ったことがなかったワタシ。

家族を亡くしていないトーマス。

そのころは・・・

お互い経験したことのない範囲で

共感を得ようとしただけなのかも。

今、犬といっしょに暮らしていて。

あの当時トーマスが

父の死とわんちゃんの死を

同じ体験として感じていたことの意味が

よくわかるようになってきました。

物理的には

ヒトの死と犬の死は

異なることはたくさんあります。

でも大切な家族を亡くしてしまった

悲しみや寂しさは

同じかまたはある部分では

それ以上の重みがあると。

いつも家族だけのことを

見守ってくれている犬たちが

ぱたっといなくなってしまう

その悲しみは計り知れないと。

一生懸命に自分の世界を

生きている犬が

その姿を見ているヒトたちを

とても励ましてくれているのだと。

父との別れは

あまりにも早すぎて

何もしてあげることは

できなかったけれど。

これからは自分より先に

どんどん大人になっていく

ハニーとくっきーを

きちんと見守っていきたいと

強くおもいます。

皮膚のアレルギーだったり

腸炎になってしまったり

ちょっとヨワッチイ犬たちだけれど。

縁あって家族になった2ぴきと

これから先もちゃんと

いっしょに楽しく暮らしていけるように。

今もこの先もずーっと

元気な自分でいなくては♪

そう感じています。