さよなら！ウメ子さん

小田原城址公園にいて、

いつもあたたかくワタシたちを

迎えてくれていた象のウメ子さん。

会う度に、

「元気ですか～？」

と問いかけていました。

そんなウメ子さんが

１７日に亡くなってしまったことを

先日知りました。

そして昨日、

お悔やみに行ってきました。

朝早めの時間だったせいか、

人もまばらで。

ウメ子さんのいない城址公園は、

何だかとても殺風景でした。

ここには、昔はいろいろな動物がいました。

そして、アシカが小さいプールを

ぐるぐる泳いで回っているのを

見ているのが大好きでした。

ライオンもいました。

お城があって、

動物園があって、

観覧車や回るコーヒーカップがあって。

今考えると、

そこは不思議な空間。

子どもたちの好きな物が

ぎゅっと凝縮されたような

素敵な場所でした。

子どもの頃の写真には、

そんな城址公園で

楽しく遊んでいる様子のものが

たくさんあります。

・・・ウメ子さんが召された今、

そこにはお猿さんたちだけ？

人間で言うと

１００歳の生涯を閉じた

推定年齢６２歳のウメ子さん。

今年は、

何度もウメ子さんに

会いに行きました。

サクラの花びらを

お鼻でシャワーのように

身体にかけていたこの春。

大人になってまで、

ウメ子さんに楽しませてもらいました。

亡くなる前日も、

いつもと変わらず６０ｋｇの食事をたいらげ、

変わった素振りは見せなかったそうです。

ポーカーフェイスだったウメ子さん。

長い間、ありがとうございました。

そして・・・

直接会うことは

できなくなってしまいましたが、

あなたはこれからもずーっと

ワタシのアイドルです。