小田原から見える富士山
ワタシが生まれ育った
ここ小田原では
富士山が当たり前のように
よく見えます。
当たり前過ぎて
富士山を眺めることすら
忘れてしまっていたくらいです。
そんな、いつでも見れるという
安易な気持ちは
富士登山を2回経験したあと
ガラッと変わりました。
眺めるほどに雄大で
そして美しい富士山。
それが登るとなると
急で険しいごつごつ道が
続いていきます。
登りながらいろいろなことが
頭の中を過っていきました。
辛くても自分で足を進めるしかない中、
声を掛け合ったりして
相手を思いやる気持ちの大切さを
しみじみ感じたり。
ちっぽけな自分を
再確認したり。
登頂を目指すすべての人々が
一心同体のようでふと心強かったり。
いろいろな想いが
淡々と登る作業の中
生まれては消えてゆきました。
心も身体もボロボロになりながら
登頂した1回目。
経験値を生かすことができ
楽しく登れた翌年の2回目。
どちらの富士登山も
ワタシにとってとても素晴らしい
経験となりました。
『登りたい！という気持ちがあれば
どんな人でも登らせてくれる！！！』
という霊峰富士。
何よりまず
気持ちが負けないことが大切だと
教えてくれた美しい山。
いつも富士山に見守られながら
過ごした小田原での日々を
忘れることなく八ヶ岳へと移ろう！
そうおもっています。
