Captain's ちょいマクLife with DOG

チワックスハニー&Mダックスくっきーとの八ヶ岳西麓・丸太ハウスでの暮らし

父のいた時間

最近、難病にかかってしまった青年が

主人公のドラマを観ました。

その中で現実を受け入れられず

自暴自棄になっている青年の姿に

今は亡き父のことを重ね

しばらく涙が止まりませんでした。

同じ体験をしたり

同じものを見たりしても

人それぞれ感じ方や見かたは

異なるとおもいます。

ワタシが今まで生きたきた中の

体験では原因不明の病気は

まさに父の病と重なりました。

病気もしない虫歯も1本もない

健康そのものの父が

かかってしまった病気は骨肉腫。

鼻から始まりほかへ転移して。

放射線治療にも耐えた父が

闘病がつらいと荒れていたことなど

一度も見たことはありませんでした。

父は子どもの前では

自暴自棄な姿を

見せなかったのか。

とても我慢強かったのか。

今となってはわかりません。

そのころ、子どもながらに

とても印象に残っていたのは

同じ職場にいた父の後輩の

お見舞いに行った時のことでした。

その人は父と同じしょうな病気で

症状で入院して治療中で。

それから間もなく

父と同じように亡くなってしまいました。

化学物質を扱う部署にいた

父とその後輩だったとおもいます。

その化学物質を

鼻から吸い込んでしまい

それが原因で発症して

父は死んでしまったのかも・・・。

そのもやもやは

子どものことからずっと

ワタシの心の中に居座っています。

ドラマの中の青年は

その後生きることを前向きに捉え

それもまた涙を誘います。

やはり父を重ねます。

目に見えないもので

身体を蝕まれてしまったであろう父と

原因不明の病気にかかってしまった青年。

目に見えないもので

生活を左右されるという部分で

震災後の放射能汚染も

自分の中では同じに

捉えられています。

化学物質や農薬や

食品添加物も同じように感じます。

目に見える会社という存在

そして目には見えない物質によって

若くしていのちを落としてしまった父は

今のワタシに様々な影響を

与えてくれているのだとおもいます。

そして、父の死の体験を通して

目に見えないもので

ヒトやイヌが

身体を蝕まれることがないように!

というワタシのベースが

出来上がっていることを実感しています。

*今日のハニー&くっきー ↓

ストーブで暖をとる♪