ブルガリアの子どもたち
ブルガリアの小中学校では、
9月の新学期から
食堂や売店で
高カロリーのスナック菓子や
清涼飲料水が消える・・・そうです。
そもそも小中学校に
そういうモノが常備され、
手軽に手には入ってしまったところが
日本とは違うなぁと思いました。
日本でも同じような状況を作ってしまったら、
ブルガリアと同じように
肥満の子どもや若者が急増してしまうはず。
ブルガリアでは新学期から
スナック菓子や清涼飲料水、
糖分の高いケーキ、
即席スープなどを売店から排除。
ミネラル水や野菜ジュース、
置き換えるよう義務づけがされました。
学食のメニューも
健康志向を取り入れ、
ヨーグルトなど乳製品も
脂肪分2%以下のものを
使うよう求めたそうです。
違反が見つかれば罰金を科すとのこと。
5年後の若者の健康状態の
劇的な効果を期待したこの対策。
いきなりの徹底ぶりがすごい!
と思いつつ、
そうせざるを得ないほど
事態は深刻なのだ・・・と痛感しました。
毎日続く食生活は、
血となり肉となるだけではなく、
心も作っていきます。
スナック菓子や清涼飲料水で
崩れてしまったのは、
子どもたちの体格だけではないはずです。
子どもたちが、
急に変わったヘルシー志向に
少しずつ馴染んでいきますように・・・。