トーマス束の間の帰還
急に、車で
宮城から一時帰宅となった
夫・トーマス。
金曜日の夜中に
こちらに到着するとのことでしたが
22時になっても
まだ事務所にいて仕事中
それでも夜中に車を走らせて
こちらに戻るといいます。
いくら3人ドライバーが
いると言っても
激務で疲れたあとの運転、
しかも睡眠不足では・・・
事故の心配が膨らみました。
「土曜日に電車で帰ってきたら？」
と何度も勧めました。
「それだと土曜日の昼過ぎに着いて
また日曜日の昼過ぎに出る
スケジュールなので短すぎる！」
「でも事故が心配・・・。」
何度かのやり取りの末
土曜日の昼過ぎ着で
こちらに戻ることになりました。
よろよろしながら
家の用事をゆっくり済ませ
（サクっとできない情けなさ
）
ベッドで寝ていた夜中に
背中からじわじわ揺れを感じ
目が覚めました。
『震源地がトーマスにいる
宮城に近そう！』そう思い、
夜中の2時過ぎでしたが
『だいじょうぶ？』と連絡をしました。
トーマスは宿舎で
睡眠中なはずでした。
ところが・・・。
『やっぱりこれから
帰ることになったよ。
今出発したところ。』
3人の気持ちがひとつになって
帰るのであればもうそれ以上
なにも言うことはできません。
その後あまり眠れない夜を過ごし
朝を迎えてしばらくした9時ごろに
トーマスたちは無事こちらに着きました。
そしてトーマスは
いつのも休み以上に
寝てばかりの一日半を過ごし
また宮城へと旅立ちました。
ハニーもワタシもくっきーも
パーフェクトに元気な
状態ではなかったので
家でひたすらのんびりの時間が
ぴったりな一日半でした。
ちらっと今後のことを
トーマスが話してくれました。
まだグレイな部分が多く
不安も期待も入り混じっていますが
流れに任せるしかないのだなぁ
と感じました。
「今いるところは戦場だ。」
とトーマスは言います。
「ハニーとくっきーとワタシが
いっしょに行こうか？」
「2ぴきは癒し犬で
ワタシはまかないをやるから♪」
「まかないのメニューは
毎日トーマスの好きなパスタね！」
そんなことを言いながらも
いっしょに行くことは叶いません。
「戦場には連れて行けないよ・・・。」
夜中に車を走らせてまで
帰って来る気持ちを考えると
トーマスたちの仕事の場が
どうにかならないものかと
思いあぐねています。
答えは出ず・・・
無事に仕事が進むように
祈ることぐらいしか
できないワタシ。
次回のトーマスの帰還が
完璧なものでありますように！と
心より願っています。
そしていっしょに
仕事をしている方たちも
身体や心が壊れたりしないよう
一日も早く帰還できますように！
と強く願っています。
