ふぞろいの野菜たち
昨日、ちょっと上品な カリフラワーが届きました。
名前は
「ロマネスコ」。
ひと山ひと山が集まって、 大きなひと山の形になっています。
2分ほど茹でたら、ほど良い固さでした。
味はカリフラワーと同じですが、 ロマネスコの方が 噛んだ時のつぶつぶ感があります。
きっちり並んだお山が、 几帳面でとっても綺麗です。
ところで最近は、 規格外の農産物が人気だそうです。
小ぶりで規格外の玉ねぎ。
出荷前に切って捨てられていた マッシュルームの軸(マッシュルン)。
それに続けとばかりに登場したのは、 しいたけの軸「いしづっきー」、 エノキダケの軸「えのき貝柱」。
ネーミングが、かわいらしいです・・・。
軸の部分は、 自宅で料理する時に、 使う方と使わない方が いらっしゃると思うのですが、 軸の部分でも、きのこの旨味や歯ごたえは 十分感じられるのでは?
小さいにんじんや 小さい玉ねぎは 少人数の家庭では、
使い切りでちょうどよく・・・
アリだと思います。
お料理番組のレシピの基本の分量が 3月途中から
4人分⇒2人分に
変更になると聞きました。
そんな状況からも、 また景気の影響からも、
以前は規格外とされていたものが おいしさはそのままで 安く手に入るのは 嬉しいことですね。
でも・・・そもそも
野菜たちに 規格を当てはめることの方が、
不自然な感じがしています。
今年は、なる時期が遅かったから、 今は小さいにんじん。
この夏は、なりがとってもよくて、 太くて大きいきゅうり。
その時の自然な姿を 感謝していただく・・・
それが、本当の意味での 食べ物の生命を
いただくということだと思うのです。