Captain's ちょいマクLife with DOG

チワックスハニー&Mダックスくっきーとの八ヶ岳西麓・丸太ハウスでの暮らし

給食の牛乳廃止の賛否両論

JUGEMテーマ:食生活

先日、学校給食での

牛乳を廃止した学校のニュースを

耳にしました。

やっとそこに辿り着いたのか・・・

ワタシの中では

そういう想いがこみ上げててきました。

学校給食の栄養士をしていた頃は

聞く耳が持てなかった牛乳のこと。

その頃からいろいろな意見を

たまに耳にすることはありました。

でも、給食に牛乳がなかったら

カルシウムが足りなくなってしまう

とか栄養価が満たされないなどの

解釈を信じたがために

給食=牛乳に

なんの疑問も持たずにいたワタシ。

いろいろな圧力?勢力?

に巻き込まれているかのような

ところもある

学校給食に携わっていると

あたかもそれが当たり前にように

感じられてしまい・・・。

そのほかの意見としての

米飯給食に牛乳はミスマッチで

とっても違和感があり

間違った食習慣を植え付け兼ねない

というもっともな内容を

受け付けられないでいました。

給食に牛乳は当たり前・・・という

なんだかよくわからない理由が

そのころのワタシの頭の中に

こびりついていました。

学校栄養士の職を辞してから

さらにマクロビオティック

方向に進むに従い

給食に牛乳はただ単なる

違和感だけではなく

身体に対する影響もあることを

身を以て感じました。

オーガニックカフェを

やっていたころに

ドイツから旅行に来ていたご夫婦が

寄ってくれたことがありました。

そのご夫婦がお店に掲げてあった

ワタシのマクロビオティック

ディプロマを見て

『牛乳を飲む人が増えたから

アレルギーが増えると

問題になっている国があるね。』

と話しかけてくれました。

自分自身も牛乳を豆乳に変えてから

花粉などのアレルギー反応が

だいぶ軽減されました。

そして本来

ウシを育てるための栄養を

備えている牛乳が

なぜ人間の栄養として

ふさわしいと言えるのか・・・。

特に日本人は

もともと牛乳を飲む習慣が

なかったのに

急に欧米に合わせて

飲んだ方がよいとされてしまった

その背景には、いろいろなことが

見え隠れしています。

マクロビオティックを学び始めたころ

まだ学校栄養士をしていたワタシに

『牛乳がせめて選択制になって

飲むか飲まないかを

選べるようになるといいね。』

と話してくれた先生がいました。

ワタシはその後

学校現場を離れてしまったので

直接その架け橋になることは

できませんでした。

今回の牛乳廃止の学校のニュースを聞いて

やっとそこの辿り着いたのか・・と

いろいろな出来事を

走馬灯のように思い出していました。

そう・・・あれから

もう10年近くも経っているのだと。

早いような長かったような。

でも後退しているのではなく

少しずつでもよい方向に

進んでいるのだということを

確信し、嬉しくおもっています。